「貴女がいないと困る」

職場でそう言われて、自分の努力や実力が認められていると嬉しくなったことはありませんか?

確かに間違いなく、貴女はその場で自分の力を発揮し

実績を残し、その評価を得たのでしょう。

 

でも、よく考えてみてください。

 

貴女がその職場を離れたとして、その部署の営業が停止することはありますか?

 

その会社が倒産することがありますか?

 

残念ですが、貴女がその会社の代表者でもない限り

そのような事態にはなり得ないでしょう。

 

 

いま会社にとって貴女がどれだけ戦力だったとしても

その存在はたくさんいる社員の中の1人。

 

将棋に例えるなら「駒」の1つに過ぎません。

 

企業の中で仕事をするということは、少なからずそういう事なのです。

 

どれだけ有能な人材でも、転勤してしまうことがあります。

 

どれだけ強靭な肉体を持つ人材でも、病に倒れることがあります。

 

そんな事態を想定し、何があっても大きく崩れることのない体制づくりをする、それが会社というものです。

 

突然いま、貴女の配属先が変わったとしましょう。

 

貴女が担当していた仕事、関わっていたお取引先はどうなるでしょうか。

 

最初は間違いなく混乱が生じるでしょう。

 

でも引き継ぎを終え、時々かかってきていた確認の電話が無くなってきた頃にはもう、

「貴女がいなくても大丈夫」

に変わってしまうのです。

 

例え、貴女に他の誰にもできない特別な「色」を出す能力が備わっているとしても、大きな会社という外枠の中にとどまっているならば、その「色」は決して外に出ていくことはありません。

 

仮にその「色」が、他者の目にとまることがあったとしても、それはあなた自身ではなく、所属する「会社の色」としてであり、貴女の存在は塗りつぶされてしまいます。

 

社会保険、有給休暇、残業手当…会社に属しているからこそのメリットもあります。

 

それらを何よりもの「安泰」と考え、ずっとその場に居続けることも1つの選択肢です。

 

ですから、それが貴女にとって満足のいく、納得できる生き方であるならば、誰もそれに異を唱えることはありません。

 

ですが、もしも貴女の中に少しでも、「変わりたい」と思う気持ちがあるならば、新しいことに目を向けて、動き始めてみませんか?

 

先日永眠されたフリーアナウンサー・小林麻央さんが、癌と闘いながらもブログを開設された理由は 「なりたい自分になる」※ という思いからでした。

 

 

どんなに過酷な状況下に身を置かれても、周囲からの賛同を得られなくても、人生を輝かせることができるかどうか、それをコントロールできるのは、自分自身だけなのです。

 

貴女もぜひ、あらためて自分に問いかけてみてください。

「私のなりたい自分は、どんな自分?」

 

※小林麻央さんオフィシャルブログ「KOKORO.」より引用